コレクション一覧

flow.m

—CONCEPT

flow.mは、禅の哲学と伝統的な日本の墨絵から発想された抽象的な墨絵のシリーズです。手作りの和紙に黒と金（または銀）の墨を使用し、水の自然な動きとアーティストの呼吸のリズムに従い、筆のストロークが運ばれています。

構成はしばしばミニマリズムの様相を呈しながら、感情豊かで、観る者を瞑想的な視覚空間へと誘います。shroud.mの隠れた強度やascent.mの儀式的な輝きとは異なり、このシリーズは受容と解放に焦点を当てています。それは無常の美学であり、落ち葉や漂う雲の静かな尊厳を反映しています。それぞれの線は、瞬間、直感、内面の静けさの痕跡です。

これらの作品は、静かなインテリア、瞑想スペース、または贈る意義のある贈り物として最適です。

—CONCEPT

flow.zenは、flow.mの直感的な抽象性と象徴的な言語を融合させた作品です。抽象画が描かれた和紙や生地の表面に、金糸による刺繍あるいは金箔で表現された漢字の文字が、チャクラや普遍的な価値観に対応するように選ばれた「静（静寂）」、「創（創造」 ）、「躍（躍動）」などの精神的な概念を表現しています。

抽象画の上の文字は、作品の視覚的な焦点を高めるだけでなく、魂の旅の静かな肯定として機能する護符の役割も果たします。このシリーズは、言語とフロー、思考と感情、構造と直感の調和を反映しています。

これらの作品は、静かなインテリア、瞑想スペース、または贈る意義のある贈り物として最適です。

flow.zen

ascent.m

—CONCEPT

ascent.m は、光と高揚を追求するシリーズです。西陣織、綸子、金蘭（金糸織物）などの伝統的な日本織物を活用し、作品には精神的な高揚感が表現されています。織物に組み込まれた金銀の糸、紐、装飾的な結び目は、儀式、供物、超越を暗示し、神聖な世界への導きを象徴しています。

ascent.mは、 shroud.m シリーズの持つ、より深く抽象的な表現への導入として機能し、象徴的な豊かさを保ちつつ、理解しやすい表現を提供しています。輝くテキスタイルは、古代日本の文化と、神聖なものへの普遍的な渇望を想起させます。これらの作品は、装飾的でありながら精神的な高揚を促すもので、内なる影から光り輝く光に向かって上昇していく魂のあり方を表現しています。

—覆われた神秘の向こう側にある、神の真実を映し出す

shroud.m は、隠された真実の輝きを描いたシリーズです。アクリル絵の具の複数層、レジンに包まれた金箔、そしてキャンバス表面の上方に吊り下げられた透明なアクリル棒の格子から構成されています。

これらのアクリル棒は、下層の黄金の光を歪め、覆い隠すことで、特定の角度や距離からしか全容が見えないよう表現しています。この構造は、美しさ、真実、または自己の本質が隠される心理的または霊的な状態を比喩的に表現しています。隠蔽という行為は、外部からの圧力によって行われることもありますが、私たちが無意識のうちに自ら何か大事なものを隠すこともあります。

これらの作品は、抑圧、心の傷、精神的な覚醒、癒しといったテーマと共鳴しています。ヴェールは妨げるものながら、同時に保護する役割も果たします。覆う行為を、否定ではなく通過として提示することで、作品は観る者に痛みと輝きの複雑な関係について考えさせます。

shroud.m